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2012/06/04

407平方キロメートルに及ぶ、低収益山林地の改良により高収益事業が可能となる

「村の200世帯が従来の灌木植林をヤマモモ、枇杷に植え替えたことで、収入が10万元にも達している」と石屏県新海子村委会主任が語った。2011年末まで、雲南省は様々な方法による低収益林の改良を行い、617万ムーの植林に16万億元を投入した。胡桃、椿、ヤマモモ、枇杷などの経済効果高い果樹木に植え替えたことで、生産高が60%以上大幅に増加した。経済効果が大いに期待できる事から、雲南省政府は3年間、継続的に“低収入植林の改良事業”を省が制定する20の重点監察項目に加えた。省による財政投入が2年間で2.85億元、国家林業事業補助金3億元を合わせて、5.85億元を植林改造事業に投入した。その他にも各州市、県市区が1.4億元の育林基金を設立し、植林改良事業に投入。民間からは、大手企業が6.3億元、林業従事者が2.1億元を出資したことにより、全省の植林改造参加者数は1000世帯を越えるなど、大きな反響を呼んだ。省政府は農林技術の教育向上のために各地に専門家チームを派遣。3万人余りの林業技術者と企業職員および林業従事者を対象に、現地調査、集約経営、生物予防などの技術指導を行った。政府は今後、低収益植林の大規模産業化のために、農林技術の標準化を推し進めていく方針を打ち出している。


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