美しくて自然豊かな雲南省を覗いて見ましょう
基本情報
| 省 会 |
昆明 |
| 最大都市 |
昭通 |
| 省委書記 |
Bai Enpei |
| 省 長 |
Xu Rongkai |
| 面 積 |
394,100 km2 (8位) |
| 人 口 (2004年) |
人口密度 44,150,000 (12位)
112/km2 (24位) |
| 域内総生産 (2004年) |
一人あたり 295,900,000,000元
(19位)
6700元 (29位)
|
| 人間開発指数 (2005年) |
0.657 (中) (29位) |
| 民 族 |
漢民族 - 67% イ族 - 11%
ペー族 - 3.6% ハニ族 - 3.4%
チワン族 - 2.7% タイ族 - 2.7%
ミャオ族 - 2.5% 回族 - 1.5% |
地理的位置:
雲南省は中国西南国境に位置し、東西幅864.9キロ、南北幅990キロ、面積は38万平方キロー余りあります。行政区は8個の市、8個の民族自治州、9個の県レベル市、12個の市管理区、79個の県、29個の自治県、総人口4230万人、首都所在地は昆明市です。
雲南省東部は貴州省、広西省と隣り合わせ、北部は四川省と繋がり、西北はチベットへ通じ、西部はミャンマーと接し、南部はラオス、ベトナムと隣合わせていいます。全体的な位置から見ますと、北は広いアジア大陸に依存し、南は中南半島を隔てインド洋と南海と相望している。
東南季節風と西南季節風の2種類の季節風およびチベット高原の影響を受け、複雑で多様な自然地理環境を形成し、雲南省内での海抜高低差の違いは大きく、もっとも高いところは徳欽県の梅里雪山の卡格博峰(約6,700m)にあり、最も低いところは河口県内南渓河と紅河の交差点(約80m)になります。雲南省内はイラワジ川、怒江(サルウィン川上流)、瀾滄江、金沙江、紅江、珠川という六つの名川があり、また滇池、洱海、撫仙湖、陽宗海、星雲湖、程海、瀘沽湖、杞麓湖、異龍湖という九つ高原の湖があります。瀾滄江は西部から全省を通し、下流はメコン川と呼び、ミャンマー、タイ、ラオス、ベトナムへ通し、東多瑙河と呼ばれています。紅江はベトナムに流れて紅川と呼び、独龍江はミャンマーに流れイラワジ川と呼び、怒江はミャンマーに流れサルウィン川となります。
国境線:
雲南省はミャンマー、ラオス、ベトナムと国境を接し、国境線総延長4060キロで、ミャンマーとの国境線は1997.100キロ、ラオスとの国境線は710キロ、ベトナムとの国境線は1353キロとなっています。国境線に位置するのは8個の州市、25個の県および市で構成されています。これら国境付近では15の少数民族が居住しています。ミャンマー、ラオスと隔て雲南省はタイ国、カンボジア、バングラデシュ、インドなどの国と位置的に近い関係にあります。
歴史:
2000年前、南シルクロードは四川から雲南を通しミャンマー、インド、と中央アジア、アラブ及びヨーロッパと通じていました。1世紀初期の“馬援古道”は雲南の南からベトナムに入り南海に達し、古代中国の外交に重要な役割を果たしました。古くから雲南は中国陸路とインド洋、東南アジアへ通じる窓口となっていました。
雲南省は人類発祥地の一つでもあり、元謀で発掘した“元謀人”化石から雲南省で170万年前に人類がここで生息していたことが証明されました。長い歴史の中で、雲南省に豊富な歴史文化資産を残されました。五つの国レベル歴史文化名城(昆明、大理、麗江、建水、巍山)があり、その他、重点文化財保護点もたくさんあります。
少数民族:
雲南は多民族の省でもあり、漢、イー、ペー、ハニー、タイ、チワン、ミャオ、リス、回、ラフ、ナシ、ワー、チベット、ヤオ、ジンポー、プーラン、フミ、怒、アチャン、デアン、ジーノ、モンゴル、独龍、水、満州など25種類の少数民族が生存しています。これは中国における少数民族の約半数に相当します。
交通:
交通網は発達し、自動車道、鉄道、飛行機、船などの輸送体系が確保され、東南アジアへの重要な玄関口となっています。道路面では昆明を拠点として、四川省、貴州省、広西省、チベットとなど周辺の省とを結ぶ道路交通網および雲南省内道路交通網が形成されています。
鉄道は、貴陽~昆明、成都~昆明、南寧~昆明、内江~昆明の鉄道は貴州、四川、広西、重慶と繋がり、またベトナムと繋がる昆明~河内線もあり、省内では蒙自~宝秀、昆明~大理などの鉄道も整備されています。また、昆明からシンガポールへの鉄道もうすぐ完成予定です。昆明~河内、蒙自~宝秀の線路は他の地域で使う線路より3分の1狭くなっています(ゲージ1.0メートル)。
河を利用した輸送は省内運送距離1300キロ余りで、その中でも瀾滄江~メコン川は国際輸送路として、思茅から出発し、直行で東南アジア各国へ到達できるようになっています。長江第一港~“雲南水富港”の出し入れをする能力も増大中。
雲南省は中国で最も空港の多い省です。現在二つの国際空港、八つの国内空港があり、四つの空港建設を予定しています。現在、国際国内線は70本余り開通し、毎週出発到着便700便余りが往来し、昆明を中心とし、国内及び東南アジアへの飛行ネットを形成しています。
気候:
雲南省の首都昆明はハワイ島とほぼ同じ緯度に位置していますが、1,800mの高地にあり、夏は暑からず、冬は寒からずの常春とよばれております。
雲南省全体としては、熱帯、亜熱帯、温帯、高原気候など7つの気候帯に属し、南北間の海抜差が6663.6メートルもあり、それによって温度差が激しく変化し、平均温度は5~24度前後になり、雲南省南北での気温差が19度にも達していますが、ほとんどの地域は南バングラデシュ高圧気流の影響を受け、高原季節風気候となって、冬暖かく、夏涼しく、一年中春のような気候が特徴となっています。
降水量最も多いのは6月~8月の三ヶ月で、約全年降水量の60%を占め、11月から翌年4月までは乾季になり、降水量は全年の10~20%を占めています。
雲南省独特な気候は、多種の農産物と経済産物の栽培、観光産業の発展等に、良い影響を及ぼしています。
雲南主な観光資源分布:
雲南省はその複雑な地理環境、特殊な立体気候、悠久な歴史文化と多種類の少数民族により神秘性かつ豊富な観光資源を形成し、世界でも有数な観光地となっています。
雲南山河は壮麗で、自然景色がずば抜けて美しく、古くて鬱蒼(うっそう)としている原始森、険しく奥深い山谷、激しく沸き立つ河川、静かで清新な高原湖、火山とカルスト地形奇観など、中国自然景色の縮図となっています。
雲南省は多様な民族風俗があり、25種類の少数民族が生活し、中国でも少数民族最も多い省です。また、170万円前の化石などから、人類の発祥地ともいわれています。
漢の時代に始まった南シルクロードは雲南省を中国からアジア各国への重要な交通拠点となりました。唐の時代に歴史で有名な南詔国と大理国は多くの歴史遺跡を残し、独特な地方文化になっています。古代滇の青銅文化、タイ族の貝葉文化から大理、南詔文化、麗江トンバ文化等までの文化は雲南の奥深い生命進化歴史と悠久な人類発展歴史を展示してくれて、科学調査、観光、歴史文化観光の重要目的になった。
雲南の代表的観光ルートを紹介します
1.中部~昆明、玉渓、楚雄レジャールート
2.西北~大理、麗江、迪慶、怒江生態ルート
3.東南~昆明、紅河、文山、曲靖のカルスト奇観及び中国、ベトナム国境ルート
4.西部~保山、徳宏、中国ミャンマー国境及び火山の異国風情ルート
西南~シーサンパンナ、思茅、臨滄の熱帯雨林ルート
東北~曲靖、昭通古滇文化探索ルート